1951年/早すぎた前衛芸術 実験工房展〜再現コンサート

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1951年という戦後間もない時代に結成された総合芸術家集団。
存在を知らなかったのだけど、武満徹などの音楽家、演奏家、美術家、写真家、映像作家、詩人などが切磋琢磨し、表現活動や海外アーチストの紹介などを行ったとのこと。

その当時の資料や作品が展示された展覧会と、当時の音楽、演奏会を再現するコンサートに行ってきた。

時代性と前衛と実験。
テクノロジー、デザイン。
*オートスライドというのが面白そう(ソニーの前進・東京通信工業が教育用として販売していたとのこと)
四角形、混じりあった幾何模様、混じりあった色。


コンサートが大変素晴らしかった。
電子音楽研究の第一人者である川崎さんのトーク。
檜垣智也さんのサウンドシステム(会場のいたるところにいろいろな形をしたスピーカーが配置されていた)を駆使した電子音楽再現パフォーマンス。テープの逆回転を想定した楽譜で演奏するなんて!朗読も電子音にピッタリ。
河合拓始さんのピアノ☆不可思議なメロディと美しいピアノの音色の調和。身体と鍵盤と静寂とダイナミクス♪

実験工房

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1951年/早すぎた前衛芸術 実験工房展 戦後芸術を切り拓く Jikken Kōbō―Experimental Workshop / 北九州市立美術館分館

2013年10月5日(土)~11月10日(日) ※会期中無休

主催 北九州市立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、TVQ九州放送
後援 NHK北九州放送局、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー
協賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、リバーウォーク北九州
企画協力 東京パブリッシングハウス
特別協力 武蔵野美術大学 美術館・図書館/造形研究センター
会場 北九州市立美術館分館(リバーウォーク北九州5F)

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再現コンサート
【第1部】「ミュージック・コンクレート/電子音楽オーディション」再現コンサート
  トーク;川崎弘二、音響;檜垣智也
【第2部】「実験工房 ピアノ作品演奏会」再現コンサート
  ピアノ;河合拓始、アフタートーク;河合拓始、檜垣智也、川崎弘二

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