1987年に行ったライブ #diary #ライブや展示や映画by_capture

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この記事は公開から10年、最終更新日からも1年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。

●1987/12/26 X’masJazzFestival 福岡サンパレス
坂田明/広木光一/石渡明広/藤井裕/角田健
渡辺香津美/グレッグ・リー/東原力哉
辛島文雄with中本マリ,日野皓正(中本マリ/峰厚介/日野皓正/辛島文雄/桜井郁雄/奥平真吾)
山下洋輔&PaulJackson(梅津和時/山下洋輔/PaulJackson/村上ポンタ秀一/片山広明/渡辺香津美)

●1987/12/25,SKIP-TOUR 福岡サンパレスor福岡国際センター
渡辺美里

●1987/12/13 CONCERT-TOUR 都久志会館だった?
ChickenShack(土岐英史,山岸潤史,続木徹,Darek Jackson,Marvin Baker)

●1987/12/2 Ron Carter Quintet 郵便貯金ホールだった?
Ron Carter/Sir Roland Hanna/Lewis Nash/Steve Kroon/Leon Maleson)

●1987/10/25 SPACE-LIVE-IN-YAHATA 東田高炉跡
近藤等則/Reck(Friction)/富樫春夫/酒井泰三/山木秀夫

●1987/9/30 GRP-SUPER-LIVE 福岡サンパレス
Grusin&RitenourProject-with-Schuur/Scott(Diane Schuur,Tom Scott,Lee Ritenour,Dave Grusin,Tim Landers,Vinnie Colaiuta,BarnabyFinch)
Chick Corea Elektric Band(Eric Marienthal,Frank Gambale,Chick Corea,John Patitucci,Dave Wackl

●1987/9/9 Herbie Hancock Quartet もしかして福岡サンパレス?
Herbie Hancock,Michael Brecker,Ron Carter,Tony Williams

●1987/8/28 A-Hundred-Days 多分福岡サンパレス?
中森明菜

●1987/8/22,BEAT-CHILD 阿蘇グリーンピアアスペクタ
佐野元春
HOUND-DOG(大友康平,etc.)
BOOWY(氷室京介,布袋寅康,etc)
尾崎豊
渡辺美里
The Street Sliders
白井貴子
Red Warriors
Up Beat
岡村康幸
小松康伸
The Blue Hearts(甲本ヒロト,etc.)
 
●1987/8/6 小泉今日子一座夏公演大入り 小倉九州厚生年金会館
小泉今日子

●1987/8/4 6大都市ツアー 多分福岡国際センター
佐野元春

●1987/8/1 Live Under The Sky ’87 海の中道海浜公園と思われます
Miles Davis Group(Kenny Garrett,Miles Davis,Joseph McCreary,Adam Holzman,Darryl Jones,Ricky Wellman,Mino Cinelu,Robert Irving
SXL(Bill Laswell,Ronald Shannon Jackson,SAMULNORI,Shankar,AiybDieng)
Wayne Shorter Group(Wayne Shorter,Marilyn Mazur,Carl James,Terri Lyne Carrington,Marilyn Mazur,JimBeard)
Jack DeJohnette’s Special Edition(Greg Osby,Mick Goodrick,Lonnie Plaxico,Jack DeJohnette,Nana Vasconcelos,GaryThomas)
The Gadd Gang(Ronnie Cuber,Cornell Dupree,Richard Tee,Eddie Gomez,Steve Gadd

●1987/7/26 マリンピアくろいジャズフェスティバル マリンピアくろい
タイガー大越(Bob Mintzer,タイガー大越,Ayden Essen,Miroslav Vitous,Bob Moses)
Casiopea(楠木勇有行,野呂一生,向谷実,桜井哲夫,神保彰)
松岡直也(松岡直也,高橋ゲタオ,津垣博通)
MALTA-HIT&RUN
マリーン&The Knights
桃井かおり
原信夫とシャープス&フラッツ,伊藤君子,鈴木章治

●1987/6/4 Chet Baker Quartet 福岡市民会館?
Chet Baker,Harold Danko,John Burr,Ben Riley

●1987/5/30 The Spice Of Life 福岡市民会館?
渡辺香津美,Jeff Berlin,Bill Bruford

●1987/2/28 Cafe Bohemia Meeting 福岡サンパレス?
佐野元春

●1987/1/19 GreatTour どこだろう?
爆風スランプ(サンプラザ中野,パッパラー河合,江川ほーじん,FUNKY末吉)

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2022/12/11加筆

1987年。大学4年、ということもあって、とにかくライブ行きまくり。BEAT-CHILD、Chet Baker、Miles Davis、Herbie Hancock、GRP-SUPER-LIVE、近藤等則IMA、ChickenShack
というか、どのコンサートも思い出だらけです。めっちゃ長文になるかも。

▼でものちに伝説の野外フェスと言われた、BEAT-CHILDから始めるのがこの年は最適な気がします。
イベント自体がWikipediaに掲載されています。
大学4年の夏休み。
日本初のオールナイト・ロック・フェスティバルはある意味さんざんで最悪だったけれど、それは裏返せば伝説の価値があるほど貴重なものだった。
それはその規模、メジャー感、はもちろんだけれど、それと同じくらいの質量で語ることのできる悪天候。
当時とにかくライブといえば彼らという超メジャーアーチストが大挙して熊本は南阿蘇のアスペクタというオープンしたばっかりの野外劇場のこけら落としに出演した。
・佐野元春
・HOUND-DOG
・BOOWY
・尾崎豊
・渡辺美里
・The Street Sliders
・白井貴子
・Red Warriors
・Up Beat
・岡村康幸
・小松康伸
・The Blue Hearts
・THE HEART
当時は、これ、すげえ、行かない選択はないよねえ、ということで、記憶によると小倉井筒屋プレイガイドに並んだ。
当時はネット販売あるわけもなく、そして、電話販売も普及はしてなかった気がする。
で、プレイガイドのみの販売の場合、チケット争奪のために、早くから並ぶわけだけれど、安全や治安の問題から夜通し並ぶことの回避策として、
日曜販売の場合、木曜(水曜だったかも?)開店から並べる、で、毎日井筒屋が閉店の時に整理券が渡される。
翌日10時になると整理券番号順に並ぶ、これを繰り返すわけです。
で、整理券さえ持っていればよいので、仲間で交代で並んだりしていました。
でも、並んでいる間はネットあるわけないんで暇なんです。
ということで前後の人と仲が良くなって、なんなら異性だった場合、そこで合コンしようとかそういう話になって出会いの場にもなっておりました。
僕は奥手だったので(今は知らんけど)声かけたりできなかったのだけど僕の友人は声をかけて、そうそう佐野元春のコンサートのあと、2:2で合流したけど、どこか行こうとかいう気の利いたこともなくただ単に、
男子それぞれが(男子は二人とも車を持っておりそれぞれ自分の車で来ていた)、女子をおうちまで、車で送るという、ことをしたなあ、で、電話番号だけ聞いて、そのあと、何度かは会った気がするけど、僕は振られました。あー思い出した。彼女は吉川晃司ファンだった気がする。当時僕は大学3年か4年で彼女は高校3年だったっけ。笑
僕の友人の方はどうしたんだっけ?確か彼女が当時いたんではなかったか?だから送っただけだったんかな?
あ、横道それました。でもいまはチケット購入で並ぶことはないからこういうことは起きませんです。

で、コンサートですね。夜の18時くらいに開演で、開場が12時とか15時とかだった記憶があるけれど、
前日の夜10時に僕は男性の友人と僕の車で北九州から直方経由でおそらく下道のみで阿蘇まで向かったわけです。
何時についたかわからないけど、朝には着いたんじゃないかな。
で、そのときは炎天下で天気は晴れで暑い。眠かったけど若かったから大丈夫と思っていました。始まるまでは。。
始まったらなんとなく雲行き怪しくなって、でも、トップバッターの前座かな、THE HEART。いきなりどこかに登りだした、そんなパフォーマンス。
で、記憶がないのでWikipediaに頼るけど、前半4組目のRED WARRIORSまでは晴れてたらしい。その間、リンダリンダでブレーク直前だったBlue Heartsが出演していて、そのリンダリンダで盛り上がった記憶はあるが野外ということもありおおむねまったりしてた気がします。
ところが、だんだん雲行きが怪しくなり、というか、豪雨、そして雷雨、雷雨。あっという間に会場は泥だらけになりまして、もうこれはとんでもないことになると思ったらとんでもなかったわけです。それ以降、朝の佐野元春まで雨は止むことなく。。そして徹夜。疲労困憊だし寒いし、でも眠ってしまうと泥だらけになるし、なんといっても低体温になりかねない。実際、救急車の音が聞こえてくるし、眠気覚ましにお手洗いに行っても長蛇の列の上に泥だらけ、というもうとんでもない有様で。
僕はなんとか持ち堪えたけれどいっしょに行った彼は途中で眠りに落ちて、こけてしまい、身体中泥だらけとなりました。おいおいそれで僕の車に乗るんかよっという文句は言いたかったけどそんな余裕はもちろんなく眠気に耐えて北九州まで帰りました。いや、阿蘇から熊本市内までがこれまた大渋滞だったような。。。
で、これもどうでも良いけど、当時つきあっていた気がする(なんとも微妙な表現ですがそのあと1ヶ月後くらいに振られたんじゃなかったかな。電話で、「もうやめよう、おつきあい」とストレートに言われました)彼女がいたのですが、その彼女もBeat Child来てて、いく前に現地で合流しようよって電話もらってて、でもブロック指定だし、会場は広いし、で、悪天候だったから結局一回も遭遇できず。。

印象に残っているシーン
岡村靖幸:はっきり覚えていないけど、「今日来てくれているみんなとセックスしたい」的な発言。
白井貴子:もうPAなんてものは機能せず、で、バケツで水を浴びていた
HOUND DOG:ffで拳を高く上げるも雨は止んでくれない
尾崎豊:僕の記憶だとエレピで「シェリー」が一曲目だったような気もしたが、映画によると、ギターでした。記憶ってそんなもんかって思ったもんです。で、途中、多分、ステージで彼は泳いでいたはずです(ステージでダイビングしていた)。
BOØWY 、渡辺美里:人気絶頂だったわけだけどあまり記憶がない、程度には疲労困憊
そして佐野元春、なんと彼のステージの途中で晴れたんですよ。やっと晴れたし、これがトリだから頑張りました。SOMEDAYで大合唱した記憶が。もう大声で歌わないと寝ちゃいますからね。で途中スペシャルゲストとしてechoesの辻仁成もギターで参加というサプライズなんだけど当時は彼のこと知らなかったというオチ。(あとで小説は数作、読んだけれど、南果歩と中山美穂と結婚して別れたことくらいしか知らないです)

ちなみにパンフレット当然その時に購入したのだけれどちょっと言いたくない理由で破棄されまして、映画が公開された時に購入し直したのですが残念ながら映画時のパンフレットには全員のミュージシャンが掲載されてないんですよね。権利か何かの問題かと思います。

ふう、やっとBEAT CHILD書き終えました。

▼この年は、当時のジャパニーズロックとジャズ中心だけどアイドルも中森明菜とキョンキョンを観覧。中森明菜は不思議ツアーだったかあ。いやそれは前の年みたいで、なんと1987年のツアーはWikiに掲載されてる!!キョンキョンはやはりツアー概要を掲載されているサイトを発見!

▼で、BEAT CHILD以外のジャパニーズロックだと、渡辺美里、佐野元春なんと2回!、そして名曲「大きな玉ねぎの下で」が聴けた爆風スランプ(サンプラザ中野,パッパラー河合,江川ほーじん,FUNKY末吉)ともう当時の要所を押さえています。

▼で、ジャズ編に続く。これも長文になりそうです。
▼渡辺香津美,Jeff Berlin,Bill Bruford
福岡に渡辺香津美が来れば行くことが確定でした。これたぶん、Y君と僕の車で行ったんだと思う。コンサートのことはあまり覚えてないけど、帰りにどこか天神か中洲かそのあたりの超狭い道に迷い込んで、両脇5cmだか10cmずつほどしか余裕がないところを通り抜けたのはなにげにやればできるじゃん、と思いました。

▼Chet Baker Quartet 
Chet Baker最晩年の演奏。翌年、たしか、彼はパリかどこかの川に浮かんでいるところをみつかったんじゃなかったかな。
Wikiによるとパリではなくオランダのようです。
このコンサートはその死の1年前。体調はすぐれなかったようで、1曲終わるたびに、彼は喘息かというくらいに咳き込んでいた記憶があります。
しかし、演奏が始まると、そんな懸念は吹き飛ばすかのような素敵な演奏だった印象でした。
当時、小倉に行きつけのバーがあって(今でもこのバーは続いていて、つまり、もう35年くらい続いているという素晴らしいバーで、2022/3くらいにも寄ったら覚えてくれていました。おそらく6,7年ぶり。大学卒業したての頃は毎年のように行ってました)そこのバーのマスターがチェットベイカーの大ファンで、やはりこのコンサートに行って、色紙にサインをもらっていて、宝物のように大切にしていました。

▼そしてバブル期を象徴するようなジャズフェス2本
●1987/8/1 Live Under The Sky ’87
海の中道にマイルスデイビスが来ました。マイルス割と晩年で、ポップなマイルスを堪能。Human Nature(マイケルジャクソン)とか、Time After Time(シンディローパー)などのカバーをマイルスが演奏するというね。マイルスの懐の深さよ〜で、いま何気にググってみたらこの年のマイルスの演奏がCDで販売されているようです。なんと!!
Live Under The Sky ’87 / Miles davis
そして、SXLという謎のジャズファンクバンド。謎と書いたけどBill Laswell,Ronald Shannon Jackson,SAMULNORI,Shankar,AiybDiengなどと錚々たるメンバーで、で、確か坂本龍一も参加するはずだったけど耳の不調か何かでキャンセルになった記憶が。で、演奏は覚えていません。
他にもこの年はジャズの大御所、Wayne Shorter、Jack DeJohnette’s Special Edition、The Gadd Gangなどが大挙として海の中道にやってきたのです。バックメンバーについては上の方に記載しているので参照されたし。バックと言いながら全員がメインアクト務めることのできるアーチストばかりで、本当にバブリーです。そういえば一つ思い出した。北九州から僕の車で何人かで行ったんだけど、他のみんなは行きの車の中でもうビール飲んでましたね。僕は運転手なのでそれができず悔しい思いをしましたがその分音楽に集中したはず。
さらに思い出した。このフェスは全国数カ所で行われて全出演ミュージシャンが観れるのは東京だけ、しかも東京は2日間にわたっての開催。で、その東京で、「TRIBUTE TO JOHN COLTRANE」というスペシャルプログラムがあって、確か福岡のライブアンダーザスカイを観た帰りにFMでそのライブ録音がオンエアーされ、そこで聴いた「My Favorite Things」に圧倒されながら車を運転した記憶があります。で、その曲は残念ながら収録されていないけれど、当時VHSだったかレーザーディスク(この二つの媒体はもういまや存在しないに等しいですね)だったかで販売され、僕はレーザーディスク購入し、さらにレーザーディスク廃れたのちはDVDでも買い直して、なんども観たり聞いたりしておりました。それがこれ。

そして、YouTubeにフルで上がってるけどいいのか!笑
でも凄まじい演奏です。ショーターとリーブマンの2ソプラノで悶絶できます

●1987/7/26 マリンピアくろいジャズフェスティバル マリンピアくろい
そしてこちらもバブルならではのリゾート地でのジャズフェス。
記憶によると、合コンで知り合った彼女彼らの2:2の4人で行ったのかな(2台ではなかったはず?)。僕の車で行った気がする。で男性側友人宅に迎えに行くと彼はなんと!まだ寝ていて、叩き起こしたのだ。で、どこで待ち合わせしたのかな。小倉KMMビル前だったかな。
でも、地方のリゾート地でジャズフェスというのは当時ならではと思う、マリンピアくろいジャズフェス、何年か続いたんじゃなかったかな。
で、ポップなジャズ、フュージョンから硬派なジャズ、そしてビッグバンドとボーカルと今思えば節操のない多彩なイベントでしたね。
カシオペア、当時フュージョンバンドで人気絶頂。
中森明菜のミアモーレ作曲で有名な松岡直也のいラテンジャズ、そしてマルタに、It’s Magicが大ヒットしたマリーン。
一方でタイガー大越バンドはめっちゃ硬派なジャズ、メンバーが今思うとありえん(Bob Mintzer,タイガー大越,Ayden Essen,Miroslav Vitous,Bob Moses)!!ミロスラフビトウスにボブモーゼス、うーん、ありえない!!笑

▼そして、1987/9/30 GRP-SUPER-LIVE この豪華さ半端ない。サンパレス規模でのジャズコンサート、今考えるとほぼありえない気もします。
当時、チックコリアはエレクトリックバンドでの活動を多くしていて、このバンドの演奏はもうただただ感動ものでした。ラストの曲では全員がモバイル楽器(チックコリアがショルダーキーボード、デイブウェックルが少し記憶が曖昧だけどギター型MIDIコントローラでドラムス音源を鳴らしていたような。。)でパフォーマンス、圧巻でした。帰りの車で彼らのカセットを大音量でかけて帰った気がします。もちろん、デイブグルーシンやリーリトナーの演奏も聴けた豪華版(ただしチックコリアのほうの演奏があまりにすさまじくて演奏の記憶が残っていない。)
同じ月にはハービーハンコックカルテットも観ているようだ(ようだ、ということはあまり記憶にない。。。)

▼1987/10/25 SPACE-LIVE-IN-YAHATA 東田高炉跡 近藤等則IMA
これは思い出深いライブ。1901年に操業をはじめた近代製鉄発祥の地・官営八幡製鐵所の第一高炉跡地で近藤等則IMAが野外ライブ。
IMAは近藤等則を中心としたバンドで、ジャズ、ファンク、アヴァンギャルド、ロック、パンク、ポップなどありとあらゆる音楽の要素を詰めこんでいて、そのパワーと過激さと先鋭さで当時コアなファンを獲得していた。このあと僕は就職地(神奈川)でも彼らのライブを何度か目撃することになるし、彼らの音源CDは殆どリアルタイムで買っていたように思う。コンサート情報を聞きつけた僕は何かしらの方法でチケットを2枚確保するわけであるが、お相手はのちの結婚相手でした(1:1で会ったのはこのコンサートが初めてだったはず)。彼女もエレクトーンの先生をしていてカシオペアなどのフュージョンファンであり、でも、近藤等則は知らなかったようだし、そのサウンドにはびっくりしていた模様です。少し裏話があって、この春から夏くらいに別の女性と付き合っていたんだけど(上記BEAT CHILDにも登場しています)、なぜか近藤等則のコンサート行こう的な話をしたら、なぜか。こちらののちの結婚相手を紹介してくれて(どういう経緯だったかはあまり覚えていないけど)、コンサートに一緒に行くぐらいはまあ良いよねえ、と思い、行ったし、コンサートの後、確か、宗像にあるカナダ館(いま検索してみたら食べログなどにも老舗の喫茶店として掲載されているのでまだあるっぽい)という喫茶店に行って門司まで送って帰った記憶があります。で、それから少しして、付き合った彼女からお別れを告げられ、そのときは大いに泣いた癖に、その将来結婚する彼女とはその流れで付き合い始めた、というなんだかこの時はもててたのか?
という思い出深いコンサート。場所の特異性と音楽の過激さと恋愛話3点セットでした。

▼で、そのまま、1987年の残りのコンサート4本中、渡辺美里を除くジャズ・フュージョン系コンサート3本はその結婚相手と一緒に行ったのです。
●1987/12/2 Ron Carter Quintet
●1987/12/13 ChickenShack
●1987/12/26 X’masJazzFestival
12/13 チキンチャックというソウル系のフュージョンバンドがあって、活動は数年だったんだと思うけど、Flowers for Lena、A Silent Loveというバラードの2曲が本当に名曲で、どちらもサックスで吹こうと音取りした。いまでも少し練習したら吹けるんじゃないかなって感じで本当に好きだった。サックスの土岐英史さんは2021年に亡くなってしまった。
12/26 記憶が間違ってなければだけれど、今も渡辺通にあるニューコンボ(初代マスターの時代と思います)が中心となって企画した豪華ジャズコンサート。前年の夏に行ったJazzFiestaLiveIn嬉野’86と似たようなラインナップだったけどこちらはホールコンサートだったのでじっくりゆっくり聴き入る感じのライブだったと思う。

やっと1987年が終わりました。この年は、僕のライブ好き、音楽好きを決定づけた年にふさわしくとにかく少しでも気になっているアーチストのコンサートは行って行っていきまくりました。

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