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このイベントはとても大切な節目だと思っていた。
今そこの場所で起きていることをこの目で確かめなければならなかった。
画家の生島くんが TAGSTÅからの依頼と、音楽家Michitoki KT、そして、舞踏家・松岡さんとの出会いがもたらしたイベント。
イベントは、会場に生島くんの絵画(松岡さんの舞踏の様子を写真に収めそれを元に描いたとのこと)が掲げられ、
Michitoki KTさん、duennさん、CHIHEI HATAKEYAMAさんの3人の音のライブに松岡涼子さんが舞踏で絡んでいくというものであった。
※絵画自体は、10/4まで展示されているとのこと。
大切な節目だと思っていながら、最初のMichitoki KTさんと松岡さんのセッションはちょうど終わったところだった。
でも、duennさん、CHIHEI HATAKEYAMAさんのセッションだけでもそれはもう
息をのむしかない素晴らしいものであった。
絵画たちがとってもいい表情をしてて
(いや、本人がとってもいい表情をしているからにほかならないわけですが)
その空間で広げられる、抑制されたドローンの深みと
ニュートラルで優しく力強い身体の営みは
ただただ圧巻であった。
最後の、CHIHEI HATAKEYAMAさんとの終盤、(偶然ではあるけれど)超特等席に陣取った僕の前で松岡さんが
佇み、そして、立ち上がっていく瞬間がもうなんともかんとも。
あきらかに、音と身体の相互作用というか相乗作用というか、うまく言葉が見つからないけれど
そこから生まれてきたものに僕も元気づけられた気がしました。
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2015.9.18~10.4 ixima kuniyosi solo exhibition “white paper”
生島国宜 個展 「白紙」
2015.9.20(sun)
オープニング&『KARTONE』リリースイベント
live: CHIHEI HATAKEYAMA、duenn、Michitoki
舞踏: 松岡涼子
『KARTONE』
TAGSTÅ:生島国宜 個展 「白紙」
場所;TAGSTÅ