“研ぎ澄まされ、美しい” sound tectonics #14「大友良英FENオーケストラ/アジア・イクスプロージョン」

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この記事は公開から9年、最終更新日からも7年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。

上が、帰宅後の感想ツイートです。
下が、ブログ執筆時点でのツイートです。
※全くまとまりのない感想ですが、まとめたら面白くないのでもうこのまま!

20140803YCAM

前半;2〜少人数の編成による演奏。特定の組み合わせのみ。
後半;全員

ともに素晴らしいとしか言いようのない音であった。

対話が生まれる。
どこから音が飛び出してくるのか?想像出来ない。
あちらこちらで音が創られ、生まれ、静かに消えていく。
でも音の断片が記憶の中に残っている。

トロンボーンの入りの鋭さ。
うねうねうねうねうねうねなのにかっこいい(ので終演後アナログ盤購入→後述)。
グリッチ。
だ、だ、どん。
叩けば叩くほど優しくなり
ハイトーンボイス
環境構築
フィードバック
何かの変化?サンバホイッスル。
ロボット、怪獣、轟音、なのにチープなリズム音
アジアの風。

そして今回特に関心したのが、音の良さ。
YCAMスタッフによる音響なのだろうか?
YCAMのライブはいつも音が、尖っているのに、繊細で、透き通り、輪郭もはっきりしている。
大編成であるにも関わらず。

ミュージシャン配置

これが当日のミュージシャンの並び。
椅子はないので、お客さんはこの中だったり外だったり。
前半、動く人は少なかったが(僕は90度ぐらい動いた程度)、後半はもう縦横無尽入り乱れて動き回る人が多かった。
動きまわると、すべての音に集中することはなかなか難しいけれど、
動くことで、聴こえ方も変わってくるし、各アーチストの演奏の様子、そして音の輪郭もはっきりしてくるし、
とにかく楽しい。
こういう聴き方の提示もなかなか興味深い。

—–
今回、交通費をなんとか安くあげようと、僕も含めて4人での珍道中。
これも楽しかったです。
そして全員が素晴らしかったとか、心に残るライブだったとか、そういう絶賛の感想で、
誘ってよかったなあ、と。
有難うございました。

—-
最後に、大友さんも紹介している感想を引用させて頂きます。



そして、余談です。

—–
sound tectonics #14「大友良英FENオーケストラ/アジア・イクスプロージョン」

2014年8月3日:大友良英FENオーケストラ「Net Works」
出演:(1)大友良英(日本)、(8)ユエン・チーワイ/Yuen Chee Wai(シンガポール)、(2)ヴェンザ・クリスト/Venzha Christ(インドネシア)、(6)ブー・ニャット・タン/Vu Nhat Tan(ベトナム)、(5)バニ・ハイカル/Bani Haykal(シンガポール)、(7)ヤン・ジュン/Yan Jun(北京)、(9)リュウ・ハンキル/Ryu Hankil(ソウル)、(4)dj sniff(水田拓郎)(香港)、(3)Sachiko M(日本)、(10)米子匡司(日本)
※可能な限りリンクさがして掲載と思ったけどカタカナではなかなか。
※()内数字はミュージシャン配置図の番号

山口情報芸術センター(YCAM) studio A

主催:公益財団法人山口市文化振興財団
後援:山口市、山口市教育委員会
平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
技術協力:YCAM InterLab
企画制作:山口情報芸術センター[YCAM]

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