この記事は公開から10年、最終更新日からも8年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。
圧倒的に美しく、圧倒的に研ぎ澄まされて、圧倒的に楽しくて、そして、圧倒的に充実のライブだった。 #fb
— nakamurayuji (@neco_ug) 2014, 8月 3
上が、帰宅後の感想ツイートです。
下が、ブログ執筆時点でのツイートです。
※全くまとまりのない感想ですが、まとめたら面白くないのでもうこのまま!
とにかくもうなんとももはやああああああああああああああ!!!
— nakamurayuji (@neco_ug) 2014, 8月 4
前半;2〜少人数の編成による演奏。特定の組み合わせのみ。
後半;全員
ともに素晴らしいとしか言いようのない音であった。
対話が生まれる。
どこから音が飛び出してくるのか?想像出来ない。
あちらこちらで音が創られ、生まれ、静かに消えていく。
でも音の断片が記憶の中に残っている。
トロンボーンの入りの鋭さ。
うねうねうねうねうねうねなのにかっこいい(ので終演後アナログ盤購入→後述)。
グリッチ。
だ、だ、どん。
叩けば叩くほど優しくなり
ハイトーンボイス
環境構築
フィードバック
何かの変化?サンバホイッスル。
ロボット、怪獣、轟音、なのにチープなリズム音
アジアの風。
そして今回特に関心したのが、音の良さ。
YCAMスタッフによる音響なのだろうか?
YCAMのライブはいつも音が、尖っているのに、繊細で、透き通り、輪郭もはっきりしている。
大編成であるにも関わらず。
これが当日のミュージシャンの並び。
椅子はないので、お客さんはこの中だったり外だったり。
前半、動く人は少なかったが(僕は90度ぐらい動いた程度)、後半はもう縦横無尽入り乱れて動き回る人が多かった。
動きまわると、すべての音に集中することはなかなか難しいけれど、
動くことで、聴こえ方も変わってくるし、各アーチストの演奏の様子、そして音の輪郭もはっきりしてくるし、
とにかく楽しい。
こういう聴き方の提示もなかなか興味深い。
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今回、交通費をなんとか安くあげようと、僕も含めて4人での珍道中。
これも楽しかったです。
そして全員が素晴らしかったとか、心に残るライブだったとか、そういう絶賛の感想で、
誘ってよかったなあ、と。
有難うございました。
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最後に、大友さんも紹介している感想を引用させて頂きます。
YCAMでの2日間のFENオーケストラ総計6時間の演奏、素敵な感想を書いて下さった方が。→ @denchikid
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) 2014, 8月 3
FENオーケストラ2日目、参加メンバーのうち、2~4人の演奏が続く前半の1時間、休憩をはさんでの、全員での演奏の後半の1時間、共に素晴らしかった。中でも、欧米の音楽家とはちょっと異なるアジアンなユーモアが感じられた点、とても面白かったなと。
— NISHIKAWA, Yoshikazu (@denchikid) 2014, 8月 3
それにしても、前半最後の、大友良英とヴェンザクリストのデュオ、轟音ノイズ系のギターと3本のギターとリズムボックスによるSMノイズマンマシーン(勝手に命名)が、まるでゴジラ対キングギドラのように思えたのは、オレだけか?w
— NISHIKAWA, Yoshikazu (@denchikid) 2014, 8月 3
今日のライブ、福岡アジア美術館のスタッフとか観に来ていたのかな? FENのプロジェクト、なかなかできないのかもしれないけれど、個人的には、次はアジ美で観てみたいなと妄想。だって、ザイクーニンを初めて知ったのもの、アジ美でだったからね。
— NISHIKAWA, Yoshikazu (@denchikid) 2014, 8月 3
それから、個人的に白眉だったのは、米子匡司の電気処理されたトロンボーンの繊細な音色(ただし、後半は生音に。トラブル?)と、Sachiko M.のサインウェーブのデュオの場面。とにかく、戦慄的に美しかったなと。米子さん、どういう経緯でのご出演だったのだろう?ちょっと気になる。
— NISHIKAWA, Yoshikazu (@denchikid) 2014, 8月 3
今回のFEN、何と言っても、未知の3人の音楽家/芸術家、ヴェンザクリスト、ブーニャットタン、バニハイカルに出会えたことがうれしかかったなと。それぞれに持ち味があって、シリアスなくせにユーモラスでもあり、変態な方もいたりして…また、いつかどこかでぜひ再会したいなと。
— NISHIKAWA, Yoshikazu (@denchikid) 2014, 8月 3
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そして、余談です。
8/3大友良英さんFENオーケストラ(YCAM)の後、 @dj_sniff さんのアナログ版購入→帰宅→レコード再生→B面で寝落ち→深夜に目覚める→あれ?なんでこんな時間までレコードなってるんだろう?→Stop→からくりに今気づいた! pic.twitter.com/sUoCy0fLO7
— nakamurayuji (@neco_ug) 2014, 8月 4
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sound tectonics #14「大友良英FENオーケストラ/アジア・イクスプロージョン」
2014年8月3日:大友良英FENオーケストラ「Net Works」
出演:(1)大友良英(日本)、(8)ユエン・チーワイ/Yuen Chee Wai(シンガポール)、(2)ヴェンザ・クリスト/Venzha Christ(インドネシア)、(6)ブー・ニャット・タン/Vu Nhat Tan(ベトナム)、(5)バニ・ハイカル/Bani Haykal(シンガポール)、(7)ヤン・ジュン/Yan Jun(北京)、(9)リュウ・ハンキル/Ryu Hankil(ソウル)、(4)dj sniff(水田拓郎)(香港)、(3)Sachiko M(日本)、(10)米子匡司(日本)
※可能な限りリンクさがして掲載と思ったけどカタカナではなかなか。
※()内数字はミュージシャン配置図の番号
山口情報芸術センター(YCAM) studio A
主催:公益財団法人山口市文化振興財団
後援:山口市、山口市教育委員会
平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
技術協力:YCAM InterLab
企画制作:山口情報芸術センター[YCAM]