20190216 広島-福岡 遇偶の宵(即興ライブ) #diary

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この日はcafe and bar gigiでも面白そうなイベント開催中であったが、広島からお久しぶりの庄子さんと川口さんが出演する箱崎水族館喫茶室へ。

得意の5-10分遅刻をしてしまい、到着時はすでに演奏が始まっていた。
久しぶりの庄子さん、音のぶっとさと繊細さの両極端から切り裂いてくる。
対峙する河合さん、時に激しく、時にやさしく、時に没頭する。

後半、みちるさんと川口さんが全体をリードする形の物語のようなパフォーマンス。
みちるさんの椅子とのコラボが立体感を増す。
賢哉さんのビブラート的な法竹にみなが反応する。
後半は3人が密集する。

終了の挨拶とともに、アンコールへ。この手のライブでのアンコールはとても珍しいけどそういえば、本編で4人全員でのパフォーマンスはなかったので自然な流れ。
賢哉さんが尺八でなくソプラニーノを吹いていた。

—–
<広島-福岡 遇偶の宵>(即興ライブ)

【出演】
[from広島]
庄子勝治(サックス)
川口賢哉(法竹)

[from福岡]
河合拓始(ピアノ、鍵盤ハーモニカ)
井上みちる(舞踏)

1st set:庄子勝治+河合拓始デュオ
2nd set:井上みちる+川口賢哉+河合拓始トリオ

2019年2月16日(土)
箱崎水族舘喫茶室

【演奏者プロフィール】
庄子勝治(サックス):
18歳の時アルトサックスを手にし、故井上敬三氏に師事。1992年ロシアのジャズフェスティバルにて衝撃的デビュー。フリージャズの流れを組むが、根っからのインプロヴァイザーである。美術、映像、演劇など、ありとあらゆる表現媒体とセッション可能で活躍ぶりは幅広い。彼は自然を愛し、常にインスピレーションを得ている。有機的で伸びやかな音は、その場の空気や風、雨の音などと絡み合い独特の哀感を奏で空間を一変させる。色彩豊かな演奏に根強いファンも多く、近年海外からのオファーも相次いでいる。

川口賢哉(法竹):
法竹奏者。広島市出身。早稲田大学大学院卒業。東京で海童道法竹を学び、ニューヨークのCreative Music Foundationで即興演奏を学ぶ。ニューヨークのThe Stone、Downtown Music Galleryや、コロンビア大学、ニューヨーク大学でも演奏。江夏の21球を生中継で観戦して以来のカープファンで、ニューヨークでは黒田博樹をヤンキースタジアムで幾度も観戦。広島では、OTIS!、カフェテアトロアビエルト、広島第一劇場などで活動している。共演者に、白石民夫、井上みちる、牧瀬茜、若林美保、豊住芳三郎、カールベルガー、ミンシャオフェン、ウィリアムパーカー(敬称略)など。

河合拓始(ピアノ、鍵盤ハーモニカ):
ピアニスト/作曲家/即興演奏家。兵庫県神戸市生まれ。東京で二十数年活動後、2012年から福岡県糸島市在住。ピアニストとして現代音楽コンサートと即興演奏ライブを中心に、トイピアノや鍵盤ハーモニカの演奏、作曲、ことば表現と活動は多岐に渡る。CD多数。九州一円・関西・東京・欧米で演奏している。1991年東京芸術大学大学院修士課程(音楽学専攻)修了。

井上みちる(舞踏):
武蔵野美術大学在学中舞踏に出逢い、’99年初舞台を踏む。独舞「とどのまつり」(テルプシコール/東京)にて舞踊批評家協会新人賞受賞。以後自主企画公演を軸に、”ダンス白州” “ダンスが見たい!” 等招聘参加多数。’12年よりNYで活動開始。自身でライブを主催しMinXiao-Fen、白石民夫らと共演の他、フェスティバル等に出演しNewYork Times誌掲載など反響を得る。近年は福岡で舞踏青龍会(原田伸雄主宰)に参加。九州で舞踏の「梁山泊」を目の当たりにしている。

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