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一部
疾走する、疾走する、疾走する
強打、連打、ブロウ、瞬発、
ああ、いいなあ、こういう感じ!!
いつものごとく高速ハイスピードな武井さん。
弾いているビジュアルと音が一体化した河合さん。
楽器の音、鳴りがとっても気持ち良いミドリさん。
最後のエンディングがかなり奇跡的だったのではないか?
※大きめの音が瞬時に静かになって終演。
二部
ゆっくりめの展開から徐々にスピード感が増す。
ミドリさんのエフェクトも場にとても馴染んでいた。
みちるさんは、前の扉から出てくると予想していたが、裏切られた。
ふと後ろを観るともうそこに佇んでいた。
挑発するかのように。
音の場面も切り替わり、視覚的場面も切り替わった。
そしてその変化は何度も、連続的に訪れた。
堪能した。満足。
やっと、みちるさんの舞踏を観ることが出来た。
しかも、この組み合わせで。
何人か舞踏の方を観てきたが、初めて見るタイプのような気がした。
多彩な表情をダイナミックに変化させ、動きも激しい場面からゆっくりの場面と。
みちるさんもぜひとのことなので僕もお誘いさせていただきたいと思っています。
※そういえば、あのマウスピースを瞬時にくわえて離すみたいな奏法ってなんと言うんだっけ?僕はやらないので思い出せない。でもそれがとてもパーカッシブで好きだった。
終演後、長い長い語らいの場が生まれ、何人かとは地下鉄で天神までいっしょ。
僕は六本松に消えてしまった。ああ゛ああ゛ああ゛という感じのこともあった。まあそれは楽しいことでもあった。
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Improvisation with Dance
2017/9/9(土)
箱崎水族館喫茶室
ミドリトモヒデ:サックス 河合拓始:ピアノ 武井庸郎:ドラムス 井上みちる:舞踏