この記事は公開から12年、最終更新日からも8年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。
笙の響きを聴ける貴重な機会で、堪能致しました。
響きは
荘厳で
思った以上に大きな音が出て
一点から広がっていく感じ
不協和音のはずなのに美しく聞こえるのはそのチューニング(ピタゴラス音律)の効果なのでしょうか?
揺れたり
ストレートだったり
ふわーっと鳴ったり
鋭く立ち上がったり。
博士譜という音の高低を絵で表した楽譜を観ながら歌ってみたり☆
演奏の後は、試奏とトーク。
試奏では笙は順番の関係で吹けませんでしたが龍笛にチャレンジ!
なかなか音が出ませんでした。
個人的には笙ももちろんですが、篳篥を吹いてみたいです。
トークは興味深い話ばかりで、
温かい人柄でありながら
伝統的な雅楽とアバンギャルドな音楽を両立されている
アグレッシブさをじんわりと感じ取ることが出来ました。
上達の秘訣は・・・先生のいうことをきちんと聞く。前ということが変わってもそれは先生が変化しているから。という言葉がなんだか心にしみました☆
演奏途中のトークと演奏後のトークから少しメモ。
笙;雅楽の管楽器の1つ。他に龍笛や篳篥。
17本の竹で出来ており、うち15本に金属製のリードが取り付けられている
吹いても吸っても音がなる
結露すると音が出なくなるので、ヒーターであたためながら演奏する必要がある
また聴きたいです。
ちなみに、こういった音源で聴くことができます。
※僕が持っているものを紹介していますので少し前衛的なものばかりです。悪しからず。
—–
千年の響き〜笙の現代
石川高
2013/2/2
リノベーションミュージアム冷泉荘