ANTIBODIES Collectiveダンスパフォーマンス「DUGONG」福岡公演 #DUGONG #ANTIBODIES

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この記事は公開から7年、最終更新日からも7年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。

混沌の中にある混沌、その中にある混沌!そしてさらにその中にある混沌
時間の中にある時間、その中にある時間!そしてさらにその中にある時間
空間の中にある空間、その中にある空間!そしてさらにその中にある空間

観客参加型アトラクション的ダンス音楽演劇美術パフォーマンス。

あちらこちらで繰り広げられる身体表現、声による表現、衣装による表現、容姿による表現、肉体による表現、音による表現
意味のある言葉と意味の分からない言葉
突然出くわすパフォーマー
予想できるものとできないもの。

あの絡まったケーブルで配線された楽器はたぶん、シンセサイザーなんだろうか。
直線的な音、研ぎ澄まされた音たちが、色々な場所で混じり合う。

回転する物体に強烈な出力で投影された光・映像の隙間からみえた様々なパフォーマーと観客。
無造作に積み上げられたパイプ椅子。
色々なことが蘇ってくるけど、長くなるのでこのあたりで。

舞台に投影されたディジタル数字が、終演までのカウントダウンと気づいたのは、あと15分ぐらいのときだった。
(気づくの遅いな、という突っ込み大歓迎)
なので終演間近の方まで舞台裏にいた僕は誘導の人に観客席に戻るよう促された。

汗だくになった。動き回った。
動かないという選択も面白いかとも思ったけど、舞台裏など「動かない」と見えないものもあるよね。
そして、入ってはいけないところに何度も行こうとして呼び止められた。
どこまでが、会場で、どこまでが、会場の外なのか?
そもそも、全貌を把握することなんか不可能なんだ。

京都・立誠小学校で初演があったらしい。
今回は福岡の古くからある小さめのホール。
ただ造りが古いので会場の構造が入り組んでいてそれを積極的に取り入れたパフォーマンスだと思った。

絶対再現できないが、再演があればまた観たい。
というか出演者にも観て欲しい(けど観れない)。
しばらく感想かけないかと思ったけど、書いた。
時々、福岡市の財団がこういうことをやってくれて嬉しい。
大きなイベントの背景にたくさんの人の日頃の積み重ねがきっと存在しているんだ、と思う。
そこにもっとフォーカスしてみるのもいい。

金曜日:ライブ、土曜日:新幹線で熊本移動して2ステージ+セッション+レセプション、日曜日:新幹線で帰福して糸島芸農のリハ、からの公演観覧。
疲労困憊で倒れるかと思ったが、今日(火曜日)現在僕はまだ生きているようだ。

image
——
ANTIBODIES Collectiveダンスパフォーマンス「DUGONG」福岡公演
2016年10月16日(日)
福岡市立中央市民センター ホール

ANTIBODIES -PERFORMANCE ART COLLECTIVE-

演出/振付/出演:東野祥子
演出/音楽/出演:カジワラトシオ
美術:OLEO
映像:斎藤洋平(Rokapenis)
特殊映像:関口大和
演奏:YPY

出演:ケンジル・ビエン、吉川千恵、JON(犬)、みなみりょうへい、山本泰輔
  (以上ANTIBODIES Collective)、
   安藤美由紀、池田茉由、岩下愛、梅本芽衣、小笠原萌、小川摩希子、金子浩一、坂田久枝、櫻井克明、
   佐藤恵一、関祥子、立田直也、にくまる、福島由美、真崎千佳、山口梓穂、山田和音、山本貴之、
   余瀬晶子、李涛

照明:太田勝之(有限会社サム)
照明スタッフ:八戸大輔
音響スタッフ:大谷正幸(有限会社九州音響システム)
演出部:田崎小春
舞台監督:森田正憲(株式会社F.G.S.)

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