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4組それぞれの渾身のパフォーマンスを堪能しました。
ダンス公演でありながら、
ダンスそのものを楽しむ機会ももちろん多いのだけれど、
メッセージ性も強いのだろう。
#1 天使ソナタ
3人めの存在に中盤まで気付かなかった。
2人の関係性と3人の関係性。
身体の動き、音楽、そして朗読が加わる。
テキストは放たれ、浮遊し捨てられた。
音の存在に圧倒される。
膜
置かれた吊るされたもの。
後半の映像。
2人の力関係。
正転したり反転したり。
時々、お茶目。笑
To day
木枠の存在。
木枠の中に収まってしまう。
木枠から脱出することはなかなか難しい。
でも、木枠そのものを動かしてしまえば。。。
照明と煙草の煙のコントラストも美しかった。
声の山崎阿弥さんと、チェロの中川裕貴さん、圧巻だった。
山崎さん、調べたら、坂田明や灰野敬二と共演している方ではないか!!
底の庭の隣で待つ
前半のダイナミクス
後半は静かにじっと耐える。
もがき、苦しみ、解き放たれたその瞬間・
そんな瞬間があればいいなあ。
最後の音楽、たぶん、バスクラリネット?
※私の個人的な感想というか記録です。
※配布されたパンフレットは読まずに書いています。
※観た人にとって言語化する必要があるのかないのかいつも迷いながらまあ、あくまで個人的な日記なんで。
☆
美術、小道具、照明、朗読、音楽とダンス以外の要素ももちろんたくさんあって、
そして、それらがなければこれらの「ダンス」は成立しないのだけれど、特に
「音楽」の効果の大きさを今回は実感した。
—–
踊りに行くぜ!! Ⅱ [セカンド] vol.5 福岡公演
踊りに行くぜ!! Ⅱ [セカンド] vol.5
2015.2.28(土)
イムズホール
#1 天使ソナタ
川口 智子(東京)
作 ・演出:川口智子
振付・出演:辻田暁
音楽・出演:鈴木光介
膜
乗松 薫(福岡)
福岡
振付・演出:乗松薫
出演:太めパフォーマンス(鉄田えみ・乗松薫)
To day
桑折 現(京都)
作・演出・構成:桑折現
振付・出演:松尾恵美/今村達紀
声・歌・出演:山崎阿弥
音楽・演奏:中川裕貴
衣裳:清川敦子
舞台美術協力:木藤純子
底の庭の隣で待つ
田中 美沙子(東京)
福岡
演出・構成・振付:田中美沙子
出演:石川友梨/小笠原萌/武本貴/M∀3/野中香織/福島由美/松井英理
アシスタント:林あきの