この記事は公開から10年、最終更新日からも10年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。
宛先が書いてあるわけじゃないだろう? 銃弾にさ。
ロバート・キャパ
歓迎されるもの、歓迎されないもの
向かうもの、後退するもの
背負うもの、背負わされるもの
仕方ないのか?仕方ないはずないじゃないか!
後ろから見える哀しさと儚さとやるせなさ、
生々しさと、生き生きとした様と、
猫と女性と子供と、そして一瞬の人々の笑顔が
やさしさと現実の厳しさの対比をより鮮明にしてみせる。
真剣な冗談と
冗談としか思えない真剣さ
恋と友情と同情と敵対するもの
ロバート・キャパという人。
イスラエル、日本、中国、タイ、ベトナム、フランス、ドイツ、スペイン、イギリス…
数えきれない足跡。
まだ間に合う!
※九州芸文館周辺のバブリーさというか贅沢さも同時体験できます(別途日記に書くかも!)。
—–
5つのテーマに沿った展示
第1章;時代
第2章;戦禍
第3章;つかの間の安らぎ
第4章;友人たち
第5章;人々とともに
97歳のジョン・G. モリスのトークがボブ(ロバート・キャパ)の人柄を連想させる。
※キャパが亡くなる最後まで一緒に仕事をした。
—–
101年目のロバート・キャパ
筑後広域公園芸術文化交流施設「九州芸文館」
2014年8月2日[土] ― 9月15日[月・祝]
[主催]九州芸文館美術展実行委員会、朝日新聞社[共催]西日本新聞社、TVQ九州放送
[企画協力]東京富士美術館
[特別協力]マグナム・フォト東京支社
[後援]在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、ハンガリー大使館
[協賛]野崎印刷紙業株式会社