おそらく人生2度目の無響室体験。
そして初めての無響室でのパフォーマンス体験
入った瞬間、人の声が響かない。
不思議な空間。
うまく言えないけど、水の中に入ったような感覚に近いとも思ったけれど、それともまた違う。
無響室の中に配置されたスピーカが雑踏の音や、朗読の声を直接耳に届ける
朗読のテーマは時間に対することば、哲学的な言葉。
にわかに意味を理解するには時間がかかる。
1.5時間ほどの休憩ののち1729さんのDJパフォーマンス。
アブストラクトでエクスペリメンタルで、今度は2つのスピーカに耳を傾ける。
片方のスピーカに近いところにいるとその音が支配的に聞こえる感じがして
途中、少し移動したら、もう一方のスピーカーの音も聞こえてくる。
音の大きさはスピーカーまでの距離に明確に依存し
そのことが空間という概念を強く意識せざるを得ない。
駅のアナウンスが聞こえると、日頃の駅のアナウンスがとてもラウドであることを思い出した。
一緒に行ったパートナーと振り返る。
この議論もなかなか有意義で良い土曜日となりました。
—–
freq – 2409 “1729 & SUGAI KEN” | Peatix
2024年9月14日(土)
公開実験展示・DJ (1729)
九州大学大橋キャンパス音響特殊棟
九州大学大学院芸術工学研究院では、この度、DJの1729,電子音楽家のSUGAI KEN,本学准教授の城一裕による,無響室を用いた作品の公開実験展示,1729による無響室でのDJ,SUGAI KENによる録音スタジオでのパフォーマンスならびに3者によるトークを行います。