Against 2018: John Wiese (USA) | art space tetra #diary

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今年のAgainst2アクト目。様々なノイズを堪能。

inoise
ほんの少ししか聴けなかった(単に僕が遅刻しただけの理由です。すみません)ノイズ。次回ゆっくり聴きたい。

DJ Speedfarmer
レコードやCDをその場でコラージュ、きりとっていく。
展開の速さや音のかっこよさはもちろんだが、各種機材やレコード、CDの操作がいちいちかっこいい。

Shayne bowden
短めで潔い切り口のノイズ。
最後の瞬間にいっきにたちあがり、そしてわずかな時間でたち下がる場面が切れ味鋭かった。

Duenn
以前より、かなり厚みのあるゴージャズなドローン。
抽象的な音像から徐々に見えてくる街の風景。

John Wiese (USA)
先週のSissy Spacekのメンバーでもある彼のソロ。
無機質なはずの機械的な音が有機的に情感たっぷりに変換されるプロセス。
おそらく数々のフィールドレコーディングされた場面の音が色々な角度から投下される。

こういったイベントにありがちな集客苦戦とは無縁で、そして、たくさんの来るべき友人たちが一堂に会していてああ、そういう面でも良いイベントだった。

—–
Against 2018: John Wiese (USA) | art space tetra

出演(順):
inoise
DJ Speedfarmer
Shayne bowden
Duenn
John Wiese (USA)

2018年9月22日

John Wiese(ジョン・ウィーゼ):
John Wiese はロサンジェルス在住のノイズ・アーチスト、作曲家である。10代の頃から実験的レコーディングを行い、以来現代サウンドアートの世界で、また各国の実験的なシーンで仕事をしてきた。
ラップトップをメイン機材として、冷血無比なハーシュ・ノイズからミュージックコンクレート~エクスペリメンタルミュージック、サウンド・インスタレーションまでを横断する自由な作風で実験音楽の分野における最も独創的、革新的なアーチストの一人としての名声を確固たるものとしている。
他のアーティストとのコラボレーションも活発に行い、知られるところでは SUN O))) “Black One” (2005) への参加の他 MERZBOW, Thurston Moore, Prurient, Hair Stylistics, PAINJERK, Wolf Eyes, Kevin Drumm 等世界中のアーティストとのスプリット/共作を発表して来た。
日本へは過去ソロの他 MAN IS THE BASTRARD の Eric Wood 率いる BASTARD NOISE のメンバーとしても度々来日。今回は Sissy Spacek ツアー終了と同時に 2015年以来のソロツアーを開始する。

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