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頑固なおじさんの頑固な音楽感。
しかし、その徹底ぶりは、にくめない。
(隣にいたら、口論になりそうなので、スルーしてしまうかもしれないけれど、スクリーンの向こうにいる彼はにくめない)
どこかで止まってしまった時代。
でもどこかで動いていく時代。
ただ、そんなことはおかまいなく、自分自身の耳と身体とリズムと声と好奇心と嗅覚。
そして何よりその行動っぷり。
ぶつぶつ言いながら、上映を見るのもよし、
なんだこいつ、って上映を見るのもよし、
同調圧力皆無の世界。
ご覧あれ。
このブログが間に合うかどうかわかりませんが、福岡市中奥区薬院のIAF SHOP*での上映は本日8/25 20時からが最終上映です。
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エドワード・ギラン監督
『さすらいのレコード・コレクター〜10セントの宝物』上映
日程:2018年8月16日(木)、17日(金)、18日(土)、23日(木)、24日(金)、25日(土)
時間:各日20:00〜(上映時間52分)
会場:IAF SHOP*
映画公式サイト
https://www.sasurai-record.info/
配給:スリーピン
原題:DESPERATE MAN BLUES
2003年/オーストラリア/16mm→DCP/52分
字幕:寺尾次郎
監修:ピーター・バラカン
© Cube Media 2003
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すべてのアナログ・レコード・マニアに捧げる、まだ誰も聞いたことのない音楽を求めて。
さぁ、今日もゴキゲンな音楽を聞きながら レコード・ハンティングに出かけよう!
アメリカはメリーランドに暮らす、最強のレコード・コレクター、ジョー・バザード。自宅の地下室に降りるとそこには壁一面に78回転のSPレコードが鎮座している。
ターンテーブルから流れるのは、ロバート・ジョンソン、チャーリー・パットン、サン・ハウスand MORE!!
ロックもヒップホップも大嫌いなガンコなレコード・コレクターがたったひとりで作りあげたレコードによるもうひとつのアメリカン・ヒストリー。
ブルース、カントリー、ブルーグラス、ゴスペル、ジャズ、ヒルビリーetc、1920年代後半はアメリカのレコード業界が爆発的に飛躍した時期だった。そんな時期に作られた最高の音楽を彼は大事そうに一枚一枚プレイヤーにかけ、踊ったり口ずさんだりしている。
発売当時たった10セントで売られていた様々なジャンルの貴重なレコードをアメリカの数多くの場所を訪ねてまわり膨大なコレクションを築いた。
自分の本当に好きな音楽を聞くために!
あらゆる音楽ファンが抱く願望を体現する、この男のミッションは「本物のアメリカン・ミュージック」のレコードを探し、救うことだった!
ゴキゲンなグッド・タイム・ミュージックにのせて贈る、音楽ファンが待ちに待ったレコード掘りドキュメンタリーがアナログレコード人気が再燃するいま発掘公開!!
監督は80年代のロンドン・パンクシーンで絶大な影響を与えたデザイン会社、ロッキング・ロシアンを主宰していたエドワード・ギラン。自分が惚れ込んだことにはトコトンまで情熱を注ぐ、そんなパンク・スピリットが映画全体から伝わってくる!