世界フリージャズ記(7)肉声表現の尖鋭的方法論〜副島輝人著書連動企画

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この記事は公開から9年、最終更新日からも6年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。

世界フリージャズ記(副島輝人)連動企画

・本投稿はシリーズものの予定です。
・趣旨はこちら→http://curation.nakamurayuji.com/archives/2143#i
・だいぶ日時が経過してしまった。というのも今回紹介するアーチストのCDを残念ながら1枚も持ち合わせていなかったのです。
※今回から、curationではなくdiaryとして記事を書いていきます。

(7)肉声表現の尖鋭的方法論

書籍に書かれた内容、もしくは、感想 ☆書籍の内容と、僕の感想が入り乱れていますので悪しからずご了承下さい。

・肉声による音楽、その本質的な特徴は、言語と結びついて直接的な意味を伝達する機能を持つものとされてきた。
  いわゆる「歌(唄)」
・器楽による表現が抽象度を増していった時、声楽は少しづつ遅れをとらざるをえない情況
・取り戻すために器楽的表現を持つしかなかった
・肉声表現の回生、自由で開放的な音楽空間に表現の翼を伸ばした
ローレン・ニュートン・・・即興ジャズ・オーケストラ「ウィーン・アート・オーケストラ」での器楽的アプローチ
  ※佐藤允彦、富樫雅彦との共演
  ※巻上公一も2008年に共演しているようです。
・フリースキャットの方法だけでなく、ヴォイスインプロヴィゼーションと呼ぶのが適切なシェリー・ヒルシュ
・などなど
・今日のエレクトロニクス、コンピューター・ミュージックが人間の不在を歌っている中で、人類の最も根源的で原始的な音楽としての肉声を復活させ、生々しい人間の自由を謳歌しようとしているのではないか?

音源紹介

・今回は音源なしです。

Youtube紹介

Lauren Newton & Urs Leimgruber in Vals 06


踊るようなボイス。
途中までなんの音がなっているのか全くわからないサックス。
でも途中からのスピード感がなかなか面白い。
後半のユニゾンというかなんというかも面白い。
そして更に終了間際のシンクロ感!

音源と書籍へのリンク

・今回は音源なしです。

過去記事〜世界フリージャズ記(副島輝人)連動企画

世界フリージャズ記(1)エヴァン・パーカー(sax)〜副島輝人著書連動企画 « curation by nakamurayuji
世界フリージャズ記(2)アンソニー・ブラクストン(マルチリード)〜副島輝人著書連動企画 « curation by nakamurayuji
世界フリージャズ記(3)ジャズサキソフォン・カルテットの系譜(WSQとROVAを中心として)〜副島輝人著書連動企画 « curation by nakamurayuji
世界フリージャズ記(4)知略を尽した即興音楽(ジョン・ゾーン)〜副島輝人著書連動企画 « curation by nakamurayuji
世界フリージャズ記(5)価値紊乱者(ジョン・ゾーン)〜副島輝人著書連動企画 « curation by nakamurayuji
世界フリージャズ記(6)弦楽器のイノヴェイターたち〜副島輝人著書連動企画 « curation by nakamurayuji
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