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だいぶ日時が経過してしまった。
目次
世界フリージャズ記(副島輝人)連動企画
・本投稿はシリーズものの予定です。
・趣旨はこちら→https://www.nakamurayuji.com/archives/2143#i
(5)価値紊乱者(ジョン・ゾーン)
書籍に書かれた内容、もしくは、感想 ☆書籍の内容と、僕の感想が入り乱れていますので悪しからずご了承下さい。
・前回に引き続きジョン・ゾーンの記事です。
・「ゴダール」という作品(1999年)※現在スピレーンとカップリングされて発売中の模様(Godard / Spillane
) があって、スタイルもパターンも違う様々な音楽の短い断片が次々に繋げられていく。ムード音楽、クラシック音楽風、そひてノイズミュージック、他にも。。。。
・彼の世界を特徴付ける大きな基軸となるのが<日本>
・日本語の美しさ。素材として採り上げた日本は、エノケン、石原裕次郎、三上寛、太田裕美、歌謡曲、演歌、津軽三味線、浪花節。。。
・日本の大衆音楽のゴッタ煮を礼賛。
音源紹介
Naked City / JOHN ZORN
本章にこの音源紹介が適切なのかどうか筆者は判断できないのですが所有CD優先しますので紹介しました★
はやい、はやい、はやい!展開がはやい。
激烈なフレーズが次から次へと、左から右に。
ポップで軽快なLonely Woman
脳天気さの中に挿入された激情。
センチメンタル。
おしゃれな4ビート♪
ロック!
ジョン・ゾーンのアルトサックスのあの音が随所で聴くことが出来ます。
26曲入り。
しかしこのメンバー凄いです♪
John Zorn;alto sax
Bill Frisell;guitar
Wayne Horvitz;keyboards
Fred Frith;bass
Joey Baron;drums
Yamatsuka Eye;vocals(special guest)
1989年
Youtube紹介
John Zorn & Naked City with Eye – NYC live
ライブ映像を見ると、展開の早さと激烈さがわかって楽しい。
Eyeをフィーチャリングしている画像なのでそれが一層誇張されている気もします。
John Zornも叫んでます★
※ちなみにYoutube検索して思ったのですが、Naked Cityのライブの様子をフル(2時間以上のものも!)で観れるものもあります。探してみてください。