ぐるぐるぐるぐる、シュールでアングラで速い展開。スリップは2回目だったけど今回も入れ替わりに翻弄された。
どちらも僕にとっては面白いという感じではなかったけれど、自由が故に不自由なことと、不自由なために不自由なことや、身体と心の葛藤とか。
色々と自分の現実に照らし合わせてぐるぐると思考を巡らせています。
2つとも役者さんにとって難易度の高い演目なんだろう。
でも身体をはった演技、尊敬します。
そんな日曜日のお昼。
仕事の中のちょっとした息抜き。
「ぼくら、また、屋根のない中庭で」Granous B.K Ponser
「スリップ」文月奈緒子
■2017年7月2日(日)
■冷泉荘
■作品:
「ぼくら、また、屋根のない中庭で」Granous B.K Ponser
そこにはどんな悪いところも治せる《先生》がいるそうだ。
その中庭に、落としものを探す足の悪い男、目の悪い女、そしてもうひとり男がやってきた。
あるいは皆、《先生》に会うために。
これは、どこか欠けていて、どこにも行けなかった3人の、どこかへの旅立ちのーーその少し前の一幕。
「スリップ」文月奈緒子
マンションの一室、そこは夜ごと男女が集まって大人の秘密を共有していた。
そこにやってくる一人の女、だがどこか様子がおかしい。
そして男もやってくる、いつものように行われる秘め事・・・と思いきや?
あいつがこいつ、こいつがあいつ、男が女で女が男のスラップスティックコメディ。
■出演:
「ぼくら、また、屋根のない中庭で」
的野将幸
木下智之
牧みき
「スリップ」
薔薇園花江
白川宏治(ユニットれんげ)
篠崎絵里
■スタッフ:
演出:村井善幸
舞台監督:石丸聡史(sons of liberty)
制作:村井善幸
制作補:田中秋穂(アートユニット豆小僧◎)、平埜香里、牧みき
モノクロラセンとは
2012年より村井のソロユニットとして活動を開始し、福岡市内で演劇の可能性を探ることと環境の活性化を目的として3度の公演を行う。
2016年より5人の劇団として再スタートし、同年11月に劇団化後発の公演を行った。
モノクロラセン(@monochrorasen) | Twitter