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連休最終日(誕生日ともいう)は、選挙2の上映とその監督のトークショーに出向く。
これが結構興味深いことや勉強になることがいっぱいで
他の作品を当然のことながら観たくなってしまった☆
☆選挙2(KBCシネマ)
鋭く遠慮なく、でも、正当に切り込んでいく!
面白かった、というか、これが公職選挙法下における選挙の実体。
使い古した価値観と新しいけど極めて真っ当な価値観。
観察映画。
観察者の視点。
事実。
パブリックという意味について考えてみる。
名前の連呼と通りゆく人たちに挨拶しかしない(出来ない)候補者たち。
配布物の制限、(映画撮影時は未解禁であった)選挙期間中のネット活用。
カメラを拒否する候補者たち、カメラを利用する候補者たち。
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☆想田和弘監督トーク(art space tetra)のメモ(メモなので断片的です。悪しからず。)
地方からの変化。
世田谷区の脱原発とは?
〜区の施設の電気を東電以外の会社に
〜すると脱原発に貢献かつ経費削減
千代田区での上映延期問題。
切り口を正しく認識するための訓練。
ベアテ・シロタ・ゴードン(日本国憲法の人権の部分を書いた人らしい)との接点が興味深い。
大野一雄など日本の芸術家をアメリカで紹介したらしい
権利と義務はセットではない
選挙前だから政党名は言えないのは不戦敗
表現の自由が負けてきている
安全保障のためには
ではなく
戦争しないためには
孤立と自立☆
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「選挙2」
KBCシネマ
2013年/日本、アメリカ/149分
監督・製作・撮影・編集 : 想田和弘
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想田和弘監督トーク「想田和弘監督『選挙2』公開記念 「政治を変えるには ―「選挙」について考える―」」
2013年7月15日(月・祝)
想田和弘
主催:西南学院大学 共同研究「TVドキュメンタリスト木村栄文の軌跡」
art space tetra