やっと読んだ! 一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル/東浩紀 (著) @hazuma

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この記事は公開から11年、最終更新日からも11年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。

「政治において、従来の決定過程への批判だけでなく、むしろ新しい決定過程を創出すること」
思い切り同意します。

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その他、とてもとても僕にはうまく感想が書けないのだけれど
それなりに読むのに時間が掛かってしまったので
その労力を無駄にしないためにも
いくつかのキーワードを繋げて残しておきます。

個人的には、政治には、もっと議論や熟議が必要だと思っていたので、
コミュニケーションをどちらかというと軽視する考え方には違和感を覚えたのだが、
読み進めるうちに、確かに、全員が専門家ではないし、時間も有限であることを考えれば、
また、様々な価値観や、複雑な利害関係が存在する現状においては、
その理想は現実的には成立しないことも、現実だと思うようになってきた。
ただ、幸いな事に、インターネット上の一般意志的なビッグデータがどんどん蓄積されており
それらを利用して物事を決めていく「仕組み」があれば、熟議の優先順位が相対的に下がっていくのも
コストパフォーマンス的には(時間もコスト)優れているのだと思う。

あと、最後の方に出てくる、「小さな政府」的な考え方も参考になった。
必要最低限の、「安全」を保障する政府。
本書籍では、国家は動物的な「安全」にしか関わらない、という感じの事が書かれていたけれど、
個人的にはその「安全」の定義を、色々な選択肢から、各人が選択できるような
「プラットフォーム」
を提供するのが政府、国家であればなあ、と確かに思った。

文化の発展や産業の育成などに政府や国家は過度に介入すべきではないのだ。

ippannishi2
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散漫なメモ、かつ、筆者の意図と異なるミスリードなどあるかもしれない事をお許し下さい。
Kindle版で読んだのでiPad miniが手放せなくなりました、と同時に目が疲れました☆
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一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル [Kindle版]
東浩紀 (著)

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