1Q84/村上春樹 読んだ〜☆
いつもより時間が豊富にあることと、内容にぐいぐい惹きつけられたおかげで、僕としてはかなり速いペースで読んだ。
2つの世界がもっとも遠いところから、だんだんと歩み寄り、最後は1つになっていく。
その世界がまだまだ遠い時に、次から次へと起きる出来事に、一気に引き寄せられる。
急展開を見せる前半と
静かに背景を埋めていく中盤と
どんな最後になるのか全くわからない後半。
静かに劇的に
物事が進行していく。
そして繋がっていく。
実際に起きていることと
それが起きている場所と
自分自身の心のなかと
あなたの心のなかと
存在するものと架空のものが
途中は重要な存在なのに
最後には忘れ去られ消え去っていく
でもそれは表面的なものなのかもしれない
そして
あまりにも美しい存在の中には
あまりにもドライな暴力が秘められている
1984年
関係ないが、初代Macintoshが発売された年。
オウム真理教を思い出させ、内容は似てはないのだろうし忘れてしまったけれど「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を思い出した。
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本ブログでは書籍やCDの紹介も出来ればなあ、とか思っています。