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「他者である私」から逃げることは出来ないのだろうか?
こういった展示は日頃、あまり考えない事を考えさせてくれるので、面白い。
「他者である私」
自己の内面と向き合い
客観的なようで
主観的なようで
自己なのか他者なのかわからない
私
僕
赤いもの
自己の内部にあるものを外に取り出してみる。
生々しく
鮮やかで
生のための
でもあまりスムーズではない
循環
黒いもの
動けない
固定されたもの
動くための
パワーを
内面に蓄える
でも
そこに
とどまる
白いもの
黒いものとの対峙
黒が自己で
白が他者なのか
それとも
白が自己で
黒が他者なのか
—
作品数も多くなく
一つの作品をゆっくり考えながら感じながら観られます。
関連イベントもあるようです。
—–
塩田千春/他者である私
SHIOTA Chiharu/Me as Others
■日時:2012/9/22[土] – 10/15[月]
■会場:三菱地所アルティアム
≪関連イベント≫
◆岡田利規による朗読会
日 時:10月5日(金)19:00~20:00
◆ギャラリートーク
日 時:9月30日(日)、10月7日(日) 14:00~(20分程度)