Macで「command (⌘)」を使用せずスクリーンショットをとる!「グラブ」

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この記事は公開から10年、最終更新日からも10年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。

Macでスクリーンショットをとるときは、OS X:スクリーンショットを撮る方法にあるように、
 「command (⌘) + shift + 3」・・・画面全体のスクリーンショットを撮る
 「command (⌘) + shift + 4」キーを押して、十字ポインタをドラッグして領域を選択・・・画面の一部のスクリーンショットを撮る
 「command (⌘) + shift + 4」キーを押して「space」バー・・・特定のウインドウのスクリーンショットを撮る
と、「command (⌘)」とか「shift」を押す必要があります。

しかしながら、先ほど投稿したブログ(Macでログイン出来ないと思ったらキーボードの(左側の)「Shift」が効かないだけだった)にあるようなキーボードビューアの画面をとろうとすると、「command (⌘)」を押した瞬間、キーボードの配列が変化してしまうため、「command (⌘)」を押さない状態の画面をとる事ができません。

そこで、現れた救世主!(かなり大げさですが)が、「Grab(グラブ)アプリケーション」(Mac標準インストール)!!
グラブ

実際に使用しながら方法をまとめてみました。

Commandを使用したスクリーンショットの問題点

本当は「Shift」を押しただけのこの状態をとりたいのに、
Shift

スクリーンショットをとろうと「Command」「4」を押すと、「Shift」と「Command」が選択され、キーボードの表示も変化してしまいます。
Commandが押されてしまう例

グラブの起動

・DockよりLaunchPad
ローンチパッド0
・「その他」→「グラブ」
ローンチパッド1ローンチパッド2

指定ウインドウのスクリーンショット撮影

・グラブ→取り込み→ウインドウ
グラブメニューグラブウインドウメニュー

・取り込むウインドウを準備し、「ウインドウを選択」を押し、取り込むウインドウの上でマウスをクリックします。
・すると、取り込んだ画像が表示されます。最初は「名称未設定.tiff」というファイル名ですので任意の名称で保存します。
グラブ取り込み完了画面
グラブ保存画面

・Webでは一般的に「tiff」フォーマットは表示できませんので、プレビュー等で「JPEG/PNG/GIF」形式に変換しておきましょう。
・得られたスクリーンショットです。「Shift」のみが選択された所望の画像が得られました。
結果

グラブその他の機能

・操作画面は省略しますが、指定ウインドウ以外にも、色々な範囲選択が出来るようです。
・マウスでの選択部分のスクリーンショットをとる場合・・・「取り込み」→「選択部分」
・画面全体のスクリーンショットを取る場合・・・「取り込み」→「スクリーン」
・10秒後に画面全体のスクリーンショットを取る場合・・・「取り込み」→「タイマー」

最後に

・Macに最初からインストールされているアプリケーションには案外知らないのに、便利なものも多いようです。
・グラブもそのうちの一つでしょう。操作画面のスクリーンショットを撮る際にはとても便利な機能といえるでしょう。

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