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概要
8/22 接触の可能性ありのプッシュ通知もアプリでは接触なしとの表示
8/24朝 厚労省QAにそってメール(後日返信きたものの大勢に影響なし)
8/26 軽い倦怠感とアプリのログなどを説明し検査受けることに
8/27 検査
8/28 検査結果判明し陰性
筆者の環境
環境:iOS / iPhone SE(第一世代)
福岡市在住
*文中アプリ=COCOA
今回体験してわかった事実
・今回の事象はバグであるが感染者と接触した可能性が高い。
・相談ダイアルはワンコールで通話開始
・アプリのバグに対する対処方法は当時の段階ではまだ決まってないようだったが、
・それ以外のやりとりについては比較的迅速対応でした。
・ただ、アプリのバグに対して説明したことが、症状などを説明する保健所の方、予約を担当する市の職員の方、検査担当の方で共有されておらずそれぞれに同じ説明を繰り返す必要がありました。
・アプリで接触のログがあり、倦怠感を訴えたところすんなり検査に。
・検査場所としてドライブスルーを勧められたが筆者は車なし。家族もいません、と訴えたところとりあえず徒歩20分(往復40分)の場所を指定される。
・検査場所への移動手段として公共交通機関は極力控えるように言われました。
・検査自体は5分もかからず
・検査は鼻に綿棒を突っ込まれるのでくしゃみ要注意(筆者は検査終了直後2回くしゃみ*ちゃんとハンカチでおさえ横を向きました)
・検査結果も翌日には判明し陰性でした。
以下に詳細記す
途中のQ&Aスクリーンショットの引用元(なお、Q&Aが増えて、かつ、途中に挿入されるため、Q25の25といった部分は後日変化する可能性があるようです)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00009.html
時系列
●2020/8/22 0時台 COCOAより接触した可能性が高い旨のプッシュ通知。痛恨にもこのプッシュ通知のスクリーンショットを撮り忘れた
●しかし、アプリ起動して確認するも感染はありませんとのこと。なんのこっちゃ？
混乱したのですが、
陽性者との接触があったとの通知がありました。自宅待機しなければならないのですか。
をみる限り、症状等なければ通常に生活しても良いとのことなので
●8/22-23は普通に過ごす
●8/24朝にやはり気になったので
陽性者との接触があったようなプッシュ通知が表示されましたが、接触確認アプリを開いて陽性者との接触を確認すると「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示されます。どちらが正しいですか。
を確認したところiOSの場合は厚労省の指定アドレスにメールして欲しいとのことでメール
●合わせてネットで検索すると、iOS内部にログが残っているらしく
設定→プライバシー→ヘルスケア→COVID-19接触のログ記録→接触チェックの記録→タイムスタンプごとにログの一覧
→そしてこのなかにありました！！「一致したキーの数」が「1」となっているログが(ここが「1」以上だと接触した可能性があるとのこと。接触なければ「0」)！！
うわーーーーーー
●冷や汗をかきながらも、その日とその翌日(25日)は仕事をするも
●8/25夕方くらいからなんとなくだるさ、つかれ、ねむけあり、発熱はない(今回の一連の経緯の中で最大36.6°なので熱っぽさはあったものの「いわゆる発熱」はなかったといって良いと思う)
●8/26朝。接触の可能性も気になったし、体調も万全ではないので就業先への出社はとりやめ。
●同日午後福岡市の「福岡市 新型コロナウイルス感染症相談ダイヤル」
https://www.city.fukuoka.lg.jp/shicho/koho/health/covid19_01.html#conf
・ワンコールで繋がった
・この時点ではまだ厚労省からメールの返事はなく
・アプリのバグについては対処方法が徹底されていないようで
・また、8/22のプッシュ通知のスクリーンショットがないことが公費によるPCR受検の条件を満たさないことをほのめかされたが、
・身体の怠さを訴えた上で
・例の「ログ」で「一致したキーの数」が「1」となっているものがあることを伝えたところ一度保留になった
●折り返しの電話があり、希望であればPCR検査を公費で受けられるとの連絡
・具体的な検査場所と日程はまた市の職員から連絡が入るとのこと
●同日夕方、市の職員から連絡があり、翌日(27日)13:00に福岡市早良区某所にて検査予約ができた旨連絡あり
・なるべく車や徒歩などできてほしいが、最悪は公共交通機関でもかまわないとのこと。
・筆者は歩いていく旨伝える
・現場ではガードマンに声をかけ、その指示に従うこと。トイレが使えないことなどの説明を受ける
・本人確認用書類、ログのスクリーンショットを持参、マスクをしてきて欲しいとの説明もあった
・また検査判明は検査終了後2日後の8/29の見込みであることも合わせて説明いただいた
●並行して就業先にはPCR検査結果が分かるまでは自宅での勤務とさせていただきたい旨、お願いし了承を得る。ありがたい。
●ここ2週間濃厚接触の可能性があったうち、連絡先わかる方にはPCR検査を受けることを連絡。また某twitterで相互フォローしている知人も同じような境遇だったので情報交換。
●8/27自宅勤務
●同日午後、徒歩で検査の場所へ。徒歩20分
●駐車場にガードマン二人がおり声をかけたところ名簿と照合し検査場へ。おそらく13時より10分くらいは早く着いたと思われます。
●前の人が検査中のような感じだったので待機するも、すぐ終わりほぼ待ち時間なく検査開始
・担当者はまあまあの完全防備と思ったけど、どのような完全防備であったかはあまり覚えておらず(元来こういう視覚認識能力が低い筆者であるのでお許しください)。
・生年月日と名前を伝えてアプリのスクリーンショットを見せる
・バグの話は共有されておらず最初はそのスクリーンショットではなんとかかんとかであったが再度事情を説明し、それを経た上で保健所のかたの判断をもらっている旨話したら
・名前もリストアップされてますしわかりましたとのこと
・本人確認用書類である免許証を見せようとしたら、それは特に不要とのことで、？？？と思いつつ検査へ
・ハンカチを所持しているか聞かれ、あると答えたら、準備するように。
・検査は綿棒を鼻の奥まで突っ込む方法であることを説明され、マスクの鼻のところだけ出して欲しいとのこと
●検査開始
・10秒か20秒くらいか？
・くすぐったいというか、くしゃみが出そうである。我慢した
・もう少しですよ〜我慢してくださいね〜
・くしゃみピンチであったがなんとか検査中は持ち堪えたもののの
・終了直後、くしゃみ2連発。すみません。横を向きハンカチでしっかりおさえました。
・横を向いたまま深い礼をして現場をさる。
・ガードマンにも深い礼をして現場をさる。
●検査終了後、しばらく篭城の可能性もあったのですみません、食糧をやや多めに買って帰宅(食糧ないと飢死するからこれは仕方ない。最新の注意は払ったつもりです)。仕事に戻る。
●同日18:17 厚労省よりメールの返信あり。
・接触チェックの記録内で一致したキーの数が1以上であるにも関わらず、アプリ上の表示が「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示される事象に関しまして、現在調査中
・ご利用者様は、一致したキーの数が１以上ということで、陽性者との接触があった可能性がございます。本来、陽性者との接触が確認された場合、アプリの「陽性者との接触を確認する」のページ上に相談窓口の連絡先や接触日の表示がされる仕様になっておりますが、ご利用者様におかれましては上記の影響でこれらが表示されない状況となってしまっております。多大なご迷惑をお掛けし本当に申し訳ございません。
・※接触チェックの記録に表示されるタイムスタンプは端末がキー情報をチェックした日時となりますため、陽性者との接触があった日時ではございません。
・その他概ねQ&A掲載の内容を踏襲する説明で、この時点ですでにネットなどから得られた以上の新たな知見を得ることはできず。
●8/28自宅勤務
●同日夕方、17:03電話あり。名前の確認をされたあと「陰性」である旨の説明。お互いよかったと話し、ありがとうございますと礼を言って33秒で切る。
●ここ2週間濃厚接触の可能性があったうち、連絡先わかる方に「陰性」報告。
●8/29定期通院など通常の行動ができるくらいに体調回復。その後熱っぽいなどは起きていません。
●現在に至る。その後再度のプッシュ通知などはありません。お騒がせしました。またご心配をおかけしました。
アプリのバグに関して
●このバグに関する厚労省のQ&Aの説明はまだかわっていないようです。
●アプリのバグが改善されているのかどうかは不明だが、
・どうやら、9/2から配信されたiOS 13.7から新型コロナ接触通知機能搭載が始まっているらしい。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2009/02/news051.html
・これは、接触のログ記録が残るようになるみたいで、陽性登録はやはりCOCOAが必要らしい。またログが残るだけでプッシュ通知はないのかな(真偽未確認)？
【iOS13.7でも接触通知機能の利用にはCOCOAが必要です】
iPhoneの最新OS「iOS13.7」では、接触確認アプリをインストールしていなくても、設定画面に「接触通知」という項目が表示されますが、OSのみで接触通知機能を使えるようになったわけではありません。(1/2)#接触確認アプリ#COCOA— 厚生労働省 (@MHLWitter) September 3, 2020
●また、COCOAのソースコードはGithubに公開されているようである
公開リポジトリ
https://github.com/cocoa-mhlw/cocoa
README(リポジトリの説明のようなもの)
https://github.com/cocoa-mhlw/cocoa/blob/master/README.ja.md
・ここにも書かれていますが、元は下記のリポジトリで開発がスタートしていたが現在は厚労省マターとなっているので下記はCOCOAの正式なものとは無関係であるようです。
https://github.com/Covid-19Radar
●アプリのバグが改善されるのかどうかはこれらのリポジトリをみるだけではよくわかりませんが(というかいま見る気力がないし見てわかる自信もないというのが事実ですが)改善されて欲しいですね。
感想
●検査した時に陰性が証明されただけでその後感染する可能性もあることを頭の中にいれて行動しようと思います。
●検査が受けられたことは個人的には大変な安心材料となりました。
●ただし、偽陰性や偽陽性の問題も統計的に頭の中に入れておく必要があるでしょう。偽陽性については感染していないのに行動制限を強いること。偽陰性に関しては感染者が街中に存在してしまうということです。
