世界フリージャズ記(14)(2-2)世界のフリージャズが結集する〜副島輝人著書連動企画

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世界フリージャズ記(2-2)世界のフリージャズが結集する〜副島輝人著書連動企画

世界フリージャズ記(副島輝人)連動企画

・本投稿はシリーズものの予定です。
・趣旨はこちら→http://curation.nakamurayuji.com/archives/2143#i

(14)(2-2)世界のフリージャズが結集する

書籍に書かれた内容、もしくは、感想 ☆書籍の内容と、僕の感想が入り乱れていますので悪しからずご了承下さい

・以下、1977年の文章のようです
・渡欧40日の間に3つのジャズフェスティバル→ジャズという概念を困惑させ拡散させた。
・(1日目)オリバーレイクカルテット、4人トロンボニスト、レスター・ボウイ&ドンモイエ、ダラーブランド
・日本のジャーナリズムは、現代史を手前勝手に分断し定義付けてしまう。大衆操作は自分の首を絞めてしまわないだろうか?
・(2日目)ハイライトは山下洋輔トリオ(坂田明/小山彰太)・・・この年の3大人気グループの一つ
 ※アンソニー・ブラクストン、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ
・(3日目)アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、演奏展開の意外性、見せる効果とコミカルなもの
 ※アンコール要求に対して十分に応えず、その合間を利用した原子力反対のマニュフェストの一団数名のフォークソングが観客を怒らせてしまいちょっとしたトラブル。
(最終日)アンソニー・ブラクストングループ、リチャードエイブラムスやジョージ・ルイスが共演。
 ※黒人ジャズ特有の暑さとねばっこさも持ち合わせながら、ソフトで爽やかな感触と全体の知的構築。
・狭義のジャズから広義のジャズへ、さらに広義のジャズに。ジャズというより「今日の音楽」
moers festival – offizielle Homepage: moers festival – 2016

Youtube

「Möers 1977」で検索。
ブラクストンと4人トロンボニストは前回の記事で紹介しているのでそれ以外ということでこれ。
◯Air – live in Moers 1977

01. Announcement
02. Celebration
03. No.2
04. Great Body of the Riddle or Where were the Dodge Boys when my Clay started to Slide
05. Angel Sun

Henry Threadgill – alto sax, tenor sax, baritone sax, flute
Fred Hopkins – bass
Steve McCall – drums

Rec. live at the 6. Internationales New Jazz Festival, Moers, Germany,
on May 29, 1977

書籍へのリンク

過去記事〜世界フリージャズ記(副島輝人)連動企画

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