「当事者」の時代/佐々木俊尚 @sasakitoshinao

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この記事は公開から11年、最終更新日からも11年経過しています。内容が古くなっている可能性があります。

途中のボリュームに比べ、結論が弱い気もしたが、
結論を具体的にすればするほど、
読者の立ち位置が強制的に決まってしまい、
それは、佐々木さんの論理とは矛盾するのだろう。

・被害者=加害者論 の当たりから
・エンターテインメントと<マイノリティ憑依>の関係 を経由し、
・新宿西口バス放火事件 に至る部分
(といってもかなりの長ページ)が圧巻で
僕としては珍しく速いペースで読んだような気がする。

読後、僕自身の言葉で整理してみる(なるべく短く)。
的を外している可能性も否定出来ない(ご容赦下さい)。

関係することで影響を与えるのは当たり前だけれど
関係しないことでさえも、影響を与えてしまう。

自分自身がどれくらい関係しているのか、どれくらい関係するべきなのか、
答えが出るはずもなく、むしろ、
その答えを探すプロセスこそが重要であり、
僕自身の誠実さの証なのかもしれない。

あと、当事者であるために
「僕は」(単数形)
という単語がキーワードになるのかもしれない。

※311以降、僕がtwitterでかなり影響を受けている佐々木俊尚さんの2012年著作。
—–
初めて電子書籍というものを買った。
「当事者」の時代/佐々木俊尚(Pubooのサイト)
しかもこの書籍は、佐々木俊尚さんの粋な計らいで、490円!ワンコイン以下という破格の安さ。
加えて、電子ファイルを知人等にコピーしても良いというなんともダイナミックなパラダイムシフトをもたらした書籍でもあるのだ☆

ePub版ならばiPod Touchでも文字の大きさは最適だし、ページめくりのしやすさや、辞書との連携機能など色々、紙の書籍に対するアドバンテージがあるように思う。目が疲れてしまうのは電子書籍だけではなく、他の情報機器の見過ぎのせいだろう。。

—–
「当事者」の時代 (Amazon光文社新書版へのリンク)
「当事者」の時代(電子書籍Puboo版へのリンク)
佐々木俊尚

「当事者」の時代/佐々木俊尚

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