世界フリージャズ記(4)知略を尽した即興音楽(ジョン・ゾーン)〜副島輝人著書連動企画

  • スポンサーリンク

  • スポンサーリンク

少し日時が経過してしまった。

世界フリージャズ記(副島輝人)連動企画

・本投稿はシリーズものの予定です。
・趣旨はこちら→http://www.nakamurayuji.com/archives/2143#i

(4)知略を尽した即興音楽(ジョン・ゾーン)

書籍に書かれた内容、もしくは、感想 ☆書籍の内容と、僕の感想が入り乱れていますので悪しからずご了承下さい。

・1980年代なかばぐらいから日本でもその存在が知られるようになった。
・音創り。
・各種ゲームコール、バードコール、様々なリード楽器。水の入った金魚鉢。目まぐるしい速さで次々とこれらを交換しながら演奏する。
・闘うボクサーの動きのような音楽。
・不連続の連続。競技・闘争に関する、法則・ルール・戦略。
・「コブラ」非常にユニークな作品で曲名と言っていいかどうか?集団で即興演奏するための限定された方法。
・コブラについては、私も巻上公一さんのプロンプトによって演奏する機会を得た。貴重な経験であったしまたチャレンジしたい。→【御礼】(2/23)芸工アヴァンギャルド音楽祭〜ジョン・ゾーンの「コブラ」 芸工大作戦
・Wikipediaでも紹介されている!→COBRA – Wikipedia
・白石かずこさん(詩人)「これは、観る方もやる人も、頭の良くなる音楽ですね」
・異質の個性と総合性、全員が即興演奏家であると同時に全体の構成者。聴衆の頭脳も白熱してくる。
・コンポジションとインプロヴィゼイションを距てる天文学的な距離を、一挙に埋め、二つを重ねあわせてみせた。

音源紹介

COBRA / JOHN ZORN

e5da21524d7711e2ab6822000a1fb191_7
玖保キリコのジャケット画で有名。その戦闘的で斬新で圧倒的なスピード感で構成されたコブラであるが、ジャケット画はかわいい(人によってはシュールと感じる人もいるだろう。特に漫画を読んだことのある人なら)。
スタジオバージョンとライブバージョンの2枚組で、僕は当時これを何故に購入したのか全く記憶に無い。
でも、心地良いとか、美しいとか、のれる、とかそんな感想とは一線を画した、音楽であるなあ、と思ったものである。まあよくわからなかった。でも手放すことなく(僕は割とあっさり中古で売ったりするので)現在まで所有し続けているのはやはり何かしら引っかかるものがあったからなのだろう。
とにかく展開が速い上に、ある瞬間から別の音楽が突如始まる(コブラのルール分かった今ではこれもまた楽しいのですが)。展開の速い映画のサントラのような感じかもしれません。
ちなみにLIVE VERSIONではBill Frisellが「酒とバラの日々」のメロディを弾いていてちょっとほほう〜となったりします。
CDパッケージの中にはコブラのサイン集も同梱してある!あと、今回ネット検索してみて気づいたのですが、ジャケットは色違いのバージョンも有るみたいです。
◆Disc one (Studio Version)◆
Jim Staley – trombone
Carol Emanuel – harp
Zeena Parkins – harp
Bill Frisell – guitar
Elliott Sharp – doubleneck guitar/bass, soprano, voice
Arto Lindsay – guitar, voice
Anthony Coleman – piano, harpsichord, celeste, Yamaha organ
Wayne Horvitz – piano, Hammond organ, celeste, DX7
David Weinstein – Mirage sampling keyboards, celeste
Guy Klucevsek – accordion
Bob James – tapes
Christian Marclay – turntables
Bobby Previte – percussion
John Zorn – prompter
Recorded at Radio City Studios, New York City on May 9, 1986
◆Disc two (Live Version)◆
J.A. Deane – trombone synthesizer, electronics
Bill Frisell – guitar
Elliott Sharp – doubleneck guitar/bass, voice
Anthony Coleman – piano, pipe organ, Yamaha organ
Wayne Horvitz – piano, DX7
David Weinstein – Mirage sampling keyboards
Guy Klucevsek – accordion
Bob James – tapes
Christian Marclay – turntables
Bobby Previte – drum machine
John Zorn – prompter

1985/1986年録音
1991年発売

Youtube紹介

John Zorn – Cobra – Live at Yoshi’s in San Francisco 2010 – Patton,Frith, Dunn, Spruance etc.


コブラは、聴くだけでもその展開の早さに驚くけれど、映像で見るとほんとうに面白い。各ミュージシャンが、頭に手をおいたり、胸に手を当てたり、1とか2とか3の数字を示したり、なんだなんだ!!??
コブラは、いわゆるジャズミュージシャン以外でも(抵抗がなければの前提だが)現代音楽でもロックでもクラシックでもどんな演奏家でもルールを覚えてしまえば(ルールは複雑ではあるが)演奏可能なところが面白い。メロディ、ハーモニー、リズムを創りだすものに対し、それを壊してしまうものも当然いる(僕は壊すのが大好きなわけですが)。そんな駆け引きも映像見てると楽しいです。
このYoutube動画は、笑い声が結構はいってて、コブラの楽しさを端的に表すものの一つだと思うので紹介してみました。他にも、結構動画がアップロードされてますし、ジョン・ゾーン以外のプロンプタ(日本では巻上公一氏が第一人者)のバージョンが合ったり、なんのサインが出ているのかわかるようなアングルの映像もあったり。
是非いろいろ探してみてください。

音源と書籍へのリンク

今回紹介した音源はAmazon内には見当たりませんでしたので今回は掲載諦めます。


  • スポンサーリンク

世界フリージャズ記(4)知略を尽した即興音楽(ジョン・ゾーン)〜副島輝人著書連動企画” への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA